加藤 陽平くん横浜アカデミー高等部横浜校2年(横浜市立上の宮中学校出身)
「小学校から不登校でした。中学校もはじめの1週間通っただけです。」とにかく勉強が嫌い。授業が嫌い。じっとしていることが苦痛。だから朝が起きられない…。加藤くんが不登校になってしまった理由です。そして、週2回家庭教師の指導を受けることで加藤くんは安心してしまい、ますます学校から遠ざかってしまいました。 もともと友達ができない、欲しくない、といったタイプではなく、単に勉強が嫌いで学校に通わなくなってしまっていただけ。ある時、ふとした出会いから、彼の人生はよい方向へと動き始めました。加藤くんの家はお弁当屋さんをやっていて、たまたまそこにお弁当を買いに来ていた人が横浜アカデミーの先生だったのです。

その出会いが我が子と似た仲間を多く受け入れている横浜アカデミー高等部の存在を知ることとなりました。「それまで『先生は僕に嫌いな勉強をさせる人』でした。でも、この横浜アカデミー高等部に来てからは『先生は頼りになる人生の先輩』になりました。」小学生の頃にできてしまった思い込みが自然に変化していったようです。 入学して1年、いま加藤くんは自分自身に驚いています。「僕ってこんなにしゃべる人間だったんだ、って。」友達ができた。そして毎日会える、そのことが今、うれしくて仕方がありません。勉強も少しずつ興味がわいてきました。 そのなかでも興味があるのは「レストラン経営」についてです。いつも温かく見守ってくれる、ご両親の影響なのかもしれません。
小原 沙也加さん横浜アカデミー高等部町田校2年(相模原市立大野南中学校出身)
フラダンスを踊るのが好きな明るい小原さん。でも、今日までにはいろいろなことがありました。もともと体が丈夫ではなく入院も幾度となく繰り返し、そして中学校に入学したら、部活動でいじめに。そのことで精神的にも不安定になり、それが原因で入院したこともありました。
本人曰く「いつも明るくがんばって、がんばり過ぎてしまうことで周囲との距離が生じてしまう。」高校を受験する時も入院していました。仮に入院していなかったとしても、気持ちのなかは高校生活への不安でいっぱいでした。
「経験したことのない人に想像してもらうことは難しいです。逆に相手に負担になり、関係がぎくしゃくしてしまうこともあります。」でも、横浜アカデミー高等部では違っていました。「先生方も友達も、聞いてくださる姿勢が、今まで出会った人とは明らかに違っていました。」小原さんと似た境遇の生徒もいるから、理解できる内容が違うのです。
「自分は変われない」と思っていた小原さんですが、この学校に入学してからは、少し考えが変化しました。そう、「人は変わることができる」と。そして「変わるためには3つのきっかけが必要」と言います。その一つは同じ経験をした友達がいること。次に話を聞いてくれる先生の存在。そして、「自分が変われる」と信じること。横浜アカデミー高等部には3つのきっかけがありました。