
横浜アカデミー高等部には小中学生時代の不登校や成績不振で勉強を苦手とする生徒も少なくありません。そんな生徒たちにムリに勉強を詰め込むのではなく、目的を持つこと、学ぶことの必要性を感じることから理解していくために、体験型学習を重視しています。まず、何か興味を持つ、何かが面白くなることからはじめ、それを学ぶための集中力や知識を身につけ、成し遂げることによる達成感と自己表現の喜びを育んでいきます。
月1回、総合学習の時間を利用して、音楽やダンス、創作をテーマに学びました。自分の好きなこと、やってみたいことについて、学年を越えた縦割りのコースで先輩や後輩など、新しい友達もできます。また、発表会に向けて目標をもって何かを成し遂げること、友達や先生といっしょにチームをつくってものごとに取り組んでいくことを学び、発表することによって得られる達成感と自信から自己表現の大切さと喜びを学んでいきました。
音楽活動とダンスの発表会は実際にライブハウスを借り切って行われました。ふだん指導していただいているプロのミュージシャンの先生方のバンドと一緒にパフォーマンスを行う体験は生徒一人ひとりに生涯忘れられない記憶となって残るでしょう。また、ものづくりやパソコン、デジカメなどの創作活動も一人では体験できない未知の領域に触れることによって、その楽しさを深めることができました。
総合的な学習の時間を利用して、近くを流れる境川の清掃ボランティアを行ったり、校内行事として高尾山へのハイキング、校外学習など、生徒全員を対象とした体験学習を進める一方、夏休みなどを利用して、富士登山、丹沢でのニジマス釣り、山中湖でのキャンプなど、生徒が自由に参加できる体験教室を行いました。
何かに目的を持って挑戦することにより、生徒たちはふだんの教室では見せない一面を表わしてくれます。そして、また新しい友達関係や先生との関わりが生まれました。
富士登山では残念ながら途中でリタイアする生徒もいましたが、ほとんど頂上までたどり着くことができました。眼下に広がる雲の間から昇ってくる太陽のまぶしさはいつまでも忘れられない光景となるでしょう。また、苦しい中で頂上まで到達したときの達成感はこれからの人生のエネルギーとなることでしょう。

「ともに学び、ともに鍛え、団体生活の一員としての責任を自覚する」ことをその主な目的として、部活動・同好会が活動をしています。
軽音楽部・ボウリング部のようにこれからも生徒の自発的な働きかけによりたくさんの部活動・同好会が誕生する予定です。

本校の教育理念の一つでもある共存・共生の精神を自覚し、生徒一人ひとりが社会生活と調和していくために、さまざまな機会を通じて、ボランティア活動に参加し、その体験の中から社会貢献の意義を理解していきます。

個性を伸ばす教育の一環として、また高校三年間の学習の成果として、社会に出てからも役に立つ資格・検定を取得できるように、授業も実践的なカリキュラムで行っています。漢字検定〈日本漢字能力検定協会〉は本校が検定試験の会場となっているために受験でも有利です。 また、「IT活用能力検定〈全国経理教育協会〉」「文書処理能力検定〈全国経理教育協会〉」「簿記能力検定〈全国経理教育協会〉」「電卓能力検定〈全国経理教育協会〉」「文書デザイン検定 〈日本情報処理検定協会〉」「日本語ワープロ検定〈日本情報処理検定協会〉」などの検定も、回によっては本校で受検することが可能です。