ホーム > 横浜アカデミーについて > 保護者からのメッセージ
不登校の生徒を受け入れてもらえる学校を探していました。息子は中学1年生の時から少しずつ不登校になり、保健室登校はできるようになったものの、進学を前にして、高校に入学できるか、受け入れてもらえるか、心配でした。
横浜アカデミー高等部には、はじめ私一人で訪ねてみました。不意に行ったにもかかわらず、丁寧に説明をしていただきました。そして、不安を持つ生徒たちに対する前向きな受け入れ態勢に感心しました。 後日、息子と一緒に説明会に行き、大喜びで入学を決めました。
いつも感じるのは、先生方のきめ細かな対応です。生徒の悩みや好きなことにじっくり耳を傾け、親身になって生徒の心をつかんでいます。
息子は書いている小説をどこかで発表したいと先生に相談したところ、文化祭のステージで発表する機会をいただきました。先生方は生徒をいつも応援してくれて、生徒の気持ちを一生懸命受け止めてくれます。 生徒もその中で自信をつけ、心を広げていきます。
東日本大震災の日、息子はレポート提出のために学校に向かい、帰宅途中で地震に遭い、学校に戻りました。その日は交通機関も復旧せず、息子と他の数人の生徒は帰宅できず、数名の先生と一晩学校で過ごしました。 その時に先生方が作ってくださった温かいおにぎりはかけがえのない思い出になりました。どんな時にも生徒を温かく見守り、安心できる環境を作ってくださる先生方に感謝しています。
娘には小学1年生の3学期ごろから不登校の傾向がありました。授業でついていけなくて泣いたことが始まりだったようです。2年生になると、私が教室の廊下までついていって、それでも2~3時間目がやっとでした。 3年になると担任の先生が家に来てくれましたが、それすら本人には負担でした。
その後、小学校に行って校務員さんのお手伝いをしたり、保健室登校を経て教室に行けるようにもなりましたが、夏休み明けとともに週1~2回の保健室登校に戻り、6年生では集団登校で新1年生の世話をした日以外は不登校でした。 中学校はスクールカウンセラーの来校日や生徒がいない時に登校。自分が納得しないと聞きいれない、意志の固さもわかりました。
そんな娘の進学先として見つけたのが横浜アカデミー高等部でした。説明会に参加して、「ここに通いたい」と娘の意思を尊重し入学を決めました。 さすがに登校初日は疲れたようでしたが、1週間もせずに学校生活に慣れたようでした。クラスにはアニメが好きやイラストを描く友達がいて、どんどん友達も広がりました。 先生方が友達感覚で接してくれるのもよかったようです。今は、朝、自分でお弁当を作って学校に通っています。
不登校の生徒は自分自身に自信が持てないのではないかと思います。娘は自信を取り戻しながら中学校時代にできなかった経験を横浜アカデミー高等部でたくさんさせていただいています。夏休みはいらないというほど、学校が好きになりました。
娘は中学生時代に体調を崩し、勉強が遅れてしまいした。そんな理由で「中学の内容にまで戻って指導してもらえる高校があるだろうか」と私はインターネットで高校を探し、横浜アカデミー高等部の存在を知りました。
娘と学校見学に行った時、先生が「私はこの学校の生徒全員の名前はもちろん、性格もわかります」とおっしゃったことに、私は驚きました。そして、さぞかし先生方が生徒と向き合い、接していらっしゃるのだと感じ、娘と入学を決めました。
入学後も、娘はまだ時々学校を欠席しましたが、登校した日には「今日学校でこんなことがあった」と家に帰ってからも楽しそうに話してくれました。 娘の話の中には、横浜アカデミー高等部の先生が生徒との会話をとても大事にしてくださるようすが伝わってきます。
また、町田校には保護者の集まりである「ひだまりの会」があります。ここは先生と保護者との情報交換の場で、子どもたちの学校生活だけでなく、「健康によい食べ物」についてなどいろいろな情報を教えていただいたり、 子育ての悩みを聞いていただくなど、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。その場では悩みの解決策が出ないとしても、打ちあけることで気持ちが楽になることがありました。 こうして横浜アカデミー高等部で親も一緒に勉強しながら、子どもたちに人生についてのアドバイスができるように努めていきました。
小学校卒業からの5年間、私立中学校入学、不登校、転校、不登校など、さまざまなことがありました。つねづね「自分が本当に行きたい高校に行く」と口にしていた息子が、 何回かの体験入学や先生との会話を通して、横浜アカデミー高等部にやっと自分の居場所を探し当てたようでした。
あれから2年、息子は授業のない日まで登校するほど学校になじんで、生活のほとんど全部というほど高校生活を満喫しているようです。先生や友達と有意義な時間を共有し、 また勉強・部活などにも一生懸命取り組んで、"時間が足りない!"と言うほどです。あの5年間からは、想像もつきません。生徒同士も互いの気持ちを理解し、受け止め、認め合って仲良くやっているようです。 また、そんなさまざまな個性持った子どもたちを受け止め、温かく、時に厳しく向き合ってくれる先生方がたくさんおられることが、何といっても横浜アカデミー高等部の最大の強みだと思います。
楽しいこと、悲しいこと、うれしいこと、悔しいことなど、これから先もさまざまな場面で人生の岐路に立たされることがあると思いますが、この2年間での経験やこれからの学校生活での経験が、心の支えや人生の糧になってくれるでしょう。
将来の目標も見つけてパワー全開で成長していく息子の姿を日々感じながら、頼もしくもあり、まただんだん手を離れていくことがちょっとだけ淋しいと感じる今日この頃です。