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アカデミーの仲間たち

先生も友達もみんなが普通に接してくれる。人と話すことはこんなに楽しかったんだ。

河合 宗汰くん

河合 宗汰 くん
横浜アカデミー高等部・町田校3年

学校に通えなかった7年間が信じられないほど楽しい高校生活。
人とコミュニケーションをとる楽しさを知った今、小学校の先生を目指して、頑張っています。

2年越しで決めた横浜アカデミー高等部入学

日本語ワープロ検定1級、漢字検定2級、日商の商業簿記3級、計算実務3級…。町田校のロビーに掲示されている検定合格者の中にいくつも名前がある河合くん。 「授業中に先生から、それくらいできるなら検定を受けてみないかと勧められて受けました。自分ではたぶん受けてみようとは思わないので、いい機会でした。」サラリと語ります。

小学4年生から不登校気味になり、5年生から中学3年生まで学校に通えず、さらに、それから3年間、自宅に引きこもりました。 「目と目が合うと緊張して、顔が真っ赤になってしまい、それを悟られたくないと思うばかりに、何も話せなくなりました。それで、人と接することが嫌いになりました。」 横浜アカデミー高等部を見学した後も1年間は入学できず、次の1年間にいろいろな経験や考えの変化があり、2年越しで入学を決めました。

「パソコンが好きで、ネットゲームやチャットでほかの人と会話しているうちに、人と話すことも意外に楽しいかなと思うようになりました。」もう一つのきっかけは家族で訪れたスキーにありました。 「こちらは話を避けるように身構えていたのに、小学生の女の子がそのガードを破って話しかけてきて、話さざるを得ない状態になりました。でも、話してみると思ったよりも楽しくて…。それは衝撃的でした。」

不登校の時期があったから先生を目指す今がある

修学旅行もボウリング部の部活も…。楽しい思い出をこのデジカメに記録します。

当時の河合くんにとっては、学校生活は小学校の時が最後の思い出でした。制服も着たことはありません。入学時は戸惑いもたくさんありました。 「事前指導で初めて高校に行った日は、教室のドアを開けていいのか迷いました。友達同士で話しているあの輪にも入れないと思いました。」そんな河合くんは少しでも早く、ネットの中ではなく、現実の中で話の合う人に会いたいと思っていました。 そしてある日、自分の好きなライトノベルを持って登校しました。「自分からは話しかけられないけれど、小説越しなら話せるのでは。」その作戦は見事に的中しました。「みんな普通に話しかけてくれたし、自分もそれが楽しかったんです。」

「今では、不登校はいい思い出です。たぶん、引きこもらずにそのまま学校に通っていたら、こんなに人と話せるようにならなかったでしょう。」人生を変えたスキー場の衝撃的な出会い。 彼は今、子どもたちの純粋な姿にひかれて、将来、小学校の先生になりたいと考えています。

高校生活は残り1年。「久しぶりにできた友達なので、たくさんの思い出を作りたいです。それが今年の目標です。」

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