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アカデミーで学んだ3年間

楽しくて楽しくて仕方がなかった3年間の毎日。その時に学んだことが私を大きく変えました。

田上りさ さん

田上りさ さん
横浜アカデミー高等部・横浜校 2009年3月卒業

ダンスの発表、卒業式の答辞。高校時代の思い出はたくさんあります。その中で学んだ、人との出会い、コミュニケーション。大切なエネルギーになっています。

不登校時代が信じられない毎日の充実した高校生活

小学生のころから夢だったネイリストへの道を歩みだした田上りささん。横浜アカデミー高等部を卒業し、美容系の専門学校で1年間学びました。ネイリスト技能検定試験にも3級。2級と合格し、この春には1級にチャレンジします。 専門学校在学中から自宅近くのネイルサロンでアルバイトとして店を手伝い、オーナーに指導を受けながら、身の回りの人を相手に練習を積み、資格を取得した今、スタッフとして仕事をしています。 「アルバイト先を探していた時に、自宅の近くにこのお店ができて、聞きに行くと働かせてもらえることになり、幸運でした。」

田上さんも中学校時代、不登校だった一人です。中学校にはほとんど登校できず、フリースクールに通っていました。そこで仲のよかった1歳上の先輩が、横浜アカデミー高等部に入学したことから、田上さんもこの学校を知り、見学に来ました。

先輩に仲のいい友達が在籍していたこともあり、横浜アカデミー高等部は通いやすかったと言います。「毎日が、楽しくて、楽しくて、いつまでも学校から帰ろうとしないので、先生に『帰れっ』て、言われていました。」 家に帰っても、先生や友達や学校生活のことを楽しそうに話す彼女の姿を見て家族も安心しました。「先生が明るくて元気で、何よりもアットホームでした。」と、お母さんも当時を振り返ります。

「偶然だと思いますが、1年の時に担任だった星先生(現在町田校)に3年間受け持っていただいたことも、よかったです。仲のいい子も同じクラスだったし。だから3年間、通えたのかもしれません。」 フリースクールと普通の高校の中間くらいだと感じるこの学校の雰囲気が彼女にあっていました。

たくさんの思い出が社会に出る力を育てた

間近に迫った1級の技能検定試験を前に、お母さんにモデルになってもらって技術を磨く田上さん

田上さんの高校時代の一番の思い出はダンスです。「吉田先生に教えてもらって、文化祭の発表はかなり前から練習していました。パフォーマンスアワーの発表会は高校生活最後だからと、制服にルーズソックスを履いて踊りました。 体育祭も含めて、学校行事はみんな楽しかったです。」中学時代全くやっていなかった勉強にも十分ついて行くことができました。そして、卒業式では2年生の時に送辞を、3年生で答辞を述べました。

「この学校に入学したから今の自分があります。人前でダンスをしたり、答辞を述べたり、そういう経験が自分を変えてくれたと思います。」いろいろな経験が社会に出て必要なコミュニケーション能力を育ててくれたと感じています。 そして、母校のパフォーマンスアワーで昨年、田上さんはネイルを後輩に指導する機会がありました。「教えるのは難しいですね。でも、懐かしかったです。」今でも、高校時代の仲間は2カ月に1度くらい集まっています。

高校生活で自分が変った横浜アカデミー高等部の3年間

卒業する生徒たちが3年間で何を学び、どう変化していったのか。
2010年度卒業生が卒業前につづった作文の中から抜粋してご紹介します。
男子O
自分は現在無遅刻無欠席で皆勤賞を目指しています。残り少ないですが、まだ気は抜けません。学校行事は積極的に参加し、文化祭では1年生で実行委員になり、3年生の時の副実行委員長になりました。
パフォーマンスアワーでは3年間ともデジカメコースになりました。浅草や鎌倉に行って観光名所の風景を撮ったり、モザイクアートに必要な色の物を撮ったりして楽しかったです。
男子H
学級委員長は、最初はやりたくない気持ちでいっぱいでしたが、やっていくうちに、みんなをまとめることや、みんなの前で話すことがだんだん楽しくなっている自分に気づきました。
2年生の時には私が高校生活の中で一番つらくて、一番頑張った文化祭実行委員長をやらせていただきました。私の大きな不安を先生方や先輩方、仲間が助けてくれました。
女子K
中学生のころからあまり周囲の人間と打ち解けることができなくなった。一番の原因は「いじめ」だったと思う。横浜アカデミー高等部は雰囲気が良く、先生方の印象も良かったため、入学を決めた。
通い始めは緊張した。友達ができるか、周囲と上手くコミュニケーションが取れるか …、さまざまな不安があったが、いざ高校生活を送ってみるとその心配は杞憂だった。このころ、軽音楽部にも所属し、人前で何かをすることに自信がついた。
男子S
1年生の時は本当にガキだったと思う。だが、月日が経つにつれてだんだん大人になっていく自分に気がついた。変っていく要因は分からないが、高校生活に関係があることは事実だ。
中卒で社会に出ていたら、ガキのままで嫌な大人になっていただろう。
女子O
パフォーマンスアワーの授業では3年間エレキギターコースでした。発表の時、これで本当に最後なんだと思うと泣きそうになりました。この学校に入学していろいろな体験をさせてもらいました。
おかげで人と接する楽しさ、行事に参加する楽しさを学びました。先生方もみんな明るく楽しく、親身になって相談に乗ってくれ、うれしかったです。
男子S
私は小、中学の約7年間不登校で横浜アカデミー高等部に入学する前は不安でいっぱいでした。ですが、私と同じような境遇の人や趣味の合う人がいて学校が楽しいと思えるようになりました。 それまでできないとあきらめていたことが少しずつできるようになり、入学して本当に良かったなと思いました。
女子K
時々、前の学校にいたらどうだったかと考えることもあったけど、前の学校にいても、私はずっとあのままで、つまらない毎日を過ごしていたと思います。
この学校ではみんなと会えるのがうれしくて、授業中も楽しくて、初めて学校を休むのがもったいないと思いました。この学校に来ていなかったら、保育士も目指してないと思います。進路でも、あんなに必死に行動できてないと思います。
女子A
振り返ってみると、たくさん友達とぶつかったし、いっぱい泣いたし、忙しかった。でも、これがなければ今の自分はなくて、まだまだ弱いままの自分だったと思う。

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